


日本の小説で最大のミリオンセラーとなった『世界の中心で、愛をさけぶ』(321万部超)。原作の映画やドラマも大ヒットを記録し、同名タイトルの略称「セカチュー」は中高年世代に広く知られている。
作家の片山恭一氏は、奈良盆地の山裾を南北にうねる日本最古の道、「山の辺の道」沿いの名所旧跡を10年がかりで訪ね歩き、由緒やエピソード、古くから伝わる男女の物語などを雑誌『すきっと』(道友社刊)に連載してきた。
片山氏は古典文学にも造詣が深い。山の辺の道には万葉歌碑などが点在している。このツアーでは、柿本人麻呂、額田王、在原業平、松尾芭蕉など、誰もが知る有名な歌人や俳人が、恋愛と人生を詠んだゆかりの地などを訪ねます。万葉恋歌の古道を、〝セカチュウ作家〟のやさしい語りに耳を傾けながら歩く、唯一無二の贅沢な2日間です。
いにしえ人が出逢いと別れを経験した古き道。
里道沿いに立つ万葉歌碑をたずね、
作家本人によるやさしい語りを聞く――
そんな贅沢なこころ旅が実現します。

片山 恭一 Kyoichi Katayama
作家
●プロフィール

1959年、愛媛県生まれ。九州大学卒業、同大学院修士課程修了。86年、大学院在学中に手がけた『気配』で『文学界』新人賞を受賞、文壇デビューを果たす。2001年刊行の『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館)は、国内における小説発行部数最多の306万部を記録。映画化やテレビドラマ化をはじめ、「セカチュー」が流行語になるなど、社会的ブームとなる。12年、『どこへ向かって死ぬか――森有正と生きまどう私たち』(日本放送出版協会)、『愛について、なお語るべきこと』(小学館)を刊行。福岡市在住。


